学校が休校になったり、スポーツクラブも休館になったり、イベントなどの自粛要請も出て、やっと寒さが去って、ウキウキする春がやってきたというのに、お花見すら気を遣わねばならないようなここ最近。
ついこの前、オリンピックイヤーである2020年が明けたときには、まさかのまさか、想像もしなかったような事態に、日本だけでなく、世界中がなってしまっています。
自粛自粛ってもう飽きちゃったな
まだ気を緩めちゃいかんぞぅ
こういうときこそ、普段できないことにチャレンジするんだぞぅ
巣ごもり中の「読書」のススメ
スマホ時代になって、本当に本を手に取って読むことが少なくなってしまったここ数年ですが、今、歴史の本が売れているそうです。(歴史だけではないと思うけど笑)
ひとつには、学校が休校になったということ、仕事も在宅ワークが増えたこともあるでしょう。イベント系の自粛要請で、飲み歩くことも減り(笑)、家にいる時間が今までよりも長くなった―つまり、いままでの日常的な忙しない生活の流れの中に、少しばかり時間の余裕ができたことが、このコロナウイルス騒動の唯一の恩恵なのかもしれませんね。
たしかに、自粛要請が出てから最初の頃は、モヤモヤ~っとスッキリしない気持ちで、なかなかハッピーな気分になれない日々もありましたけど、そうこうしてるうちに、思いはじめてきたんではないですか?
今のこの「巣ごもり中」だからこそできる、「巣ごもり中」にしかできないことってなんだろう?って。
なぜ今、「日本国紀」なのか
もちろん、その答えは、ひとによってそれぞれだと思うんですが、そのひとつとして、もしくは、この巣ごもり中に何をやるかまだ決めていないなら、この機会に、普段なかなか読むことのできない本を読んでみませんか?
特に、おすすめしたい「この一冊」は、百田尚樹氏の「日本国紀」です。
その理由は、本が重いから。
もちろん、それだけじゃないですよー。笑
でも、単行本なので、自分は持ち運びするのは避けたいです。
残念ながら、まだ文庫本も出ていないし、電子書籍化もされていないようです。
コロナ騒動にみる、日本人のマインド
こういう時って、、というか、日本だけでなく、世界中でコロナウイルスが蔓延している今、「国民性」であったり「民族性」であったりといったようなものが垣間見えてると思いませんか?
クルーズ船のときは、他国籍の船で日本の管轄外にも関わらず、その対応に国外だけでなく、国内からも批判されましたけど、政府の全国一斉休校要請やイベントなどの自粛要請をしたとたん、「要請」という強制でもなんでもない「お願い」レベルなのに、日本国内、あっちもこっちもみーんな、バカ正直なくらいに自粛して。笑
でもその結果、国内で感染者を急増させず、他国のように医療崩壊をすることもなく、この状態で踏みとどまれているんではないでしょうか?
このウイルスのやっかいなところは、感染者の多くは軽症か、感染したことすらわからないけど、高齢者や基礎疾患などある人は重症化する恐れがあるということなんだと思います。
そういう未知のウイルスに対して、我々日本人の多くの人たちのマインドは、何も自分がコロナウイルスに感染して、重症化することを心配しているわけではなく、もし、自分が知らない間に感染してしまっていて、知らない間にほかの誰かにウイルスを移してしまったら申し訳ないな、、だって、もしも、それが高齢者や基礎疾患のある人だったら、重症化しちゃうリスクがあるから、万が一にも、ウイルスをばら撒く、スプレッダーになっちゃったらいけないよな、、というようなことではないでしょうか?
この自分のことを心配するより、他人や周りを心配したり気遣うマインドこそが、我々、日本人のマインドなのではないでしょうか?
感染拡大した、または現在している、中国や韓国、または、ヨーロッパやアメリカの国民性や民族性はよくわからないし、他国の文化なのであまり口出ししたくないけど、あえて言えば、日本よりも「個人主義」なのではないかと思います。(あとは、衛生観念の差かな?)
もしかしたら、そういうマインドのベースが、自分の感染への配慮というより、他人への感染への配慮しようとする心構え差が、現在の日本国内での感染状況に何らかの因果関係があるとしても不思議はないのではないか、と思います。
「あー、それ、なんとなくわかる!」という方、、
「日本国紀」で我々の祖先の物語―すなわち、それは、私たちの物語であるわけで―を読んでみると、2011年の震災に続き、今回のコロナウイルス騒動でも、やっぱり「日本人らしさ」が随所に現れていることに共感を覚えるのではないかと思いますよ。
「日本国紀」の副読本
ただ、巣ごもり中だから、とテレビのニュース番組ばかり見るのはダメですよ。
その理由も、「日本国紀」を読むとよく理解できると思います。
情報源をテレビや新聞に依存するのでなく、少し時間に余裕のある今だからこそ、日本の歴史のベースとなっているものをきちんと理解して、そのうえで、テレビや新聞で報道されていない本当のことをネットで検索するのもいいと思います。
そして、「日本国紀」には、『「日本国紀」の副読本』も出ています。
「日本国紀」に書かれていない、というより、「日本国紀」が書かれたバックグランドがとてもよくわかります。
そして、「日本国紀」や『「日本国紀」の副読本』を読んでみたら、我々日本人なら、今回のコロナ騒動もきっと大丈夫、きっと乗り越えられる、そう思えるようになれると思います。
我々の世代がこれまでの自虐史観から抜け出せたら、子供たちにも早くそれを伝えていきたい。
だってまだ、歴史の教科書は昔のままですからね。
日本という国を、日本人であるということを、誇りに思えるようになってほしいです。
実は、少し前に「日本国紀」について、チラッと書いたんですが、感想を書かないままになっていました。
って、今回も感想にはほとんどなっていませんね。笑
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