急に動かなくなった家電に遭遇すると、イヤな予感しかしませんよね。笑
え?家電、買い替えないとダメですか?って。
でも、電源プラグをちょこっと動かすと通電することもある場合は、電化製品そのものの故障じゃなく、単に、電源プラグの接触不良の問題だけだったりもします。
たしかに、ついうっかり、プラグを踏んづけちゃったり、コードに足を引っかけちゃったり、プラグでなく、コードの部分から引っ張って、コンセントから抜いちゃったりなんてこともあったかな、と。
ちなみに、日本語ではよく「コンセント」と言いますけど、これは和製英語だそうで、英語だと通じないそうです。
「コンセント」は正確には壁のプラグを差し込む差込口のことで、英語での「コンセント」は、「outlet」、「socket」、「plug」などと言うそうです。
なので、ここでは、「コンセント」は壁に指す差し込み口として、今回の修理交換する部分は、「コンセントプラグ」でなく、「電源プラグ」としています。
電源プラグの交換
電源プラグを交換する前に、いつくか確認しておきましょう。
交換の前に確認&検討すべきこと
保証期間とアフターサービス
電化製品の種類にもよりますが、保証があるものやアフターサービスがあるものは、まずは、サービスセンターなどに連絡してみましょう。
気持ちが逸って、電源プラグを切断してしまうと、保証対応はしてもらえないと思います。笑
故障個所の特定と交換するかの判断
電化製品本体の故障であれば、時間と手間をかけて、電源プラグを交換修理しても、電化製品は生き返りません。笑
電源プラグやコードのあたりを少し動かしたりすると通電する場合は、電源プラグの故障だと考えられます。
だとしても、電化製品には寿命もあるし、新しく買い替えたほうが消費電力も少なく省エネになったり、電気代も抑えられる場合もあります。
なので、対象の電化製品の経年劣化と、買い替える場合、商品の価格だけでなく、新しい機能による便利さや電気代などのランニングコストも考えて、買い替えるか否かを判断しましょう。
つまり、電源プラグで電化製品を延命することは可能ではあるけれど、壊れたときこそ、時代にあった家電に乗り換えるチャンスでもあります。
ということで、ここではけっして、電源プラグの交換を推奨してるわけではなりません。
我が家でも、電源プラグの交換修理は、電気炊飯器や電気ポット、ドライヤーなど、ないと日常生活に支障をきたすもの、、
そういった家電の一時的な延命処置のつもりで行っています。
と言いつつ、電気ポットはあまり変わり映えしなかったので、すぐに買い替えるつもりがそのまま使ってますけどね。笑
用意するもの
ネットで電源プラグの交換を検索すると、カッターでもできる!とも書かれています。
たしかに、できなくはないんでしょうけど、プラグ交換の肝は、ビニール被膜中の銅線を切らないようにすること、だそうです。
(切れてしまうと故障と同じ状態で発熱するそう)
銅線を切ってしまったら、やり直せばいいんですけど、何度もやり直してると、コード自体が短くなります。笑
なので、DIY初心者のほうが、お金をケチらずに、必要な工具や道具にはちゃんとお金をかけたほうが安心だよね、というのが自分のスタンスです。
用意するものはこの2つです
・電工ペンチ
・交換用電源プラグ
あとは、家にある、ハサミやカッター、あとドライバー。
フジ矢 万能電工ペンチ(裸圧着端子用)
【2個セット】パナソニック(Panasonic) スナップキャップB/P WH4021BP
電工ペンチの種類
購入しようとアマゾンのページを見て、いちばん悩んだのがどの端子のものを選ぶか、でした。
このアマゾンの電工ペンチでは以下の端子に分かれています。
・裸圧着端子
・ファストン端子
・絶縁端子
たぶん、ふだんから車などのメンテでも電工ペンチを使っている人はともかく、家電の修理が初めてな人には、端子の名前も種類も違いもまったくわからない。笑
やりたかったのは、家電の電源プラグの交換だけだから、それだけカバーしてくれてればいいんだけど、端子それぞれに対応する電工ペンチか、3つのうち2つに対応する電工ペンチしかない。
仮に、必要なのが3つのうち1つだけの場合、間違った電工ペンチを選択してしまうと、残念な結果になってしまいそう。笑
そして、いろいろ検索して、家電なら「裸圧着端子」対応であればよさそう、、とわかり、裸圧着端子用の電工ペンチを買いました。
参考にしたのは、こちらのサイトです。
管理人さん、ありがとうございました。
電源プラグの交換手順
これも画像付きで紹介してくれてるサイトもありますので、そちらを参照ください。
自分もこの前やったときに、ちゃんと画像撮っておこうと思ったものの、やりはじめたら、ついうっかり忘れてしまってました。笑
おおまかな手順のイメージ
- 電化製品の電源を抜いておく(10分ほど抜いておくとよい)
- 電源プラグの根元から3~5cmほどをハサミで切る
(根元に近いとすでに銅線が損傷してる可能性があるので) - ビニール被膜の間をカッターで、3cmほど切り、2本に分け、電工ペンチでビニール皮膜を外す(ビニール被膜を回しながら引っ張って外すと、銅線もうまく束になる)
- 交換用の電源プラグをドライバーで分解しておく
- ドライバーで銅線を巻く部分を緩め、銅線を巻きつける
(銅線同士が絶対に接触しないように気をつけること) - 銅線を巻いたら電源プラグのカバーをしっかり締める
ちょっと難しいのが、ビニール被膜の外し方と銅線の巻き方。
なので、初心者は、電工ペンチを使ったほうが銅線を傷つけずに皮膜がはがしやすくなるのと、巻き付けるのも「圧着端子」があれば、楽にできます。
完了したら、もう一度、電源プラグがグラつかないことを確認して、通電してみよう。
その家電が動作すれば、成功です。
コメント