いまさらですが(笑)、ちょっと前に書いた、ドラマ「精霊の守り人シーズン3」 を見終えたので、感想とか、気になった(笑った、含め笑)相違点などまとめておこうかと。
原作とドラマのちがい
原作とドラマの違いをピックアップしていきましょう。
Blu-ray BOXを紹介していますが、もちろん、DVD BOXのセットもあります。
精霊の守り人 シーズン1 Blu-ray BOX
精霊の守り人 シーズン2 悲しき破壊神 Blu-ray BOX
精霊の守り人 最終章 Blu-ray BOX
原作本のリンクは、下のほうにしておきます。
1. バルサのカンバルへの帰郷の時期
原作では、「精霊の守り人」で、チャグムと別れたあとに、向かいます。
そして、山の王の洞窟でジグロの魂に触れ、自分を許せた。
たしかに、チャグムとの出会いは、バルサが変わるきっかけにはなったけど、原作では、最終的に、バルサを変えたのは、この「闇の守り人」でのジグロの魂だと思う。
2. ログサム王が生きていた。
原作では、ログサム王は、バルサがカンバルに戻るずっと前にすでに死んでいた設定なのに、ドラマのほうでは生きていた。ここ、「シーズン1」みたとき、「誰?」って思った。笑
それで、自分は原作の内容、ぜんぜん忘れちゃった?と自分を疑い、二度読みをはじめたってわけ。笑
相違点、上げてみます。
・バルサとログサムが戦う
・ジグロの弟のユグロがいない、なので、兄のカグロにユグロのキャラ分も含ませてる?
・カグロが自殺をして、バルサが王の槍になる
・ログサム王の息子のラダール王子もナユグが見れる能力がある
そして、いちばんの驚きは、生きていたログサムが山の王の洞窟で、精霊?(妖精、と書かれてるサイトもありました)になる。笑
「顔の濃い、きつい顔した妖精」って。ここいちばん笑った。
あと、山の民の牧童のトトは、口笛で仲間とコミュニケーションするのに、それがカウンターテナーだった。米良美一さんだからでしょ。笑
3. タンダの怪我とバルサとの再会
・原作では、腐ってしまったのは、足ではなく、手だったっけ? この場面、あまりに衝撃的すぎて、よく覚えてない。
・コチャの姉のマギーは原作にはいない。
・だから、バルサも道中でコチャに会ったわけでなく、自力でタンダを見つけた。
・でも、バルサがマーサやアスラたち四路街の人たちを、タンダ探しより先に、逃がしたのは原作通り。ただし、逃がした先は、ロタでカンバルではない。
無能な王、ラダールが直近で、有能な王になっちゃったから?笑
ロタのディーン・フジオカが出てなかったから、カンバルにしたのかな?笑
4. タルシュ帝国、ラウル王子、ヒュウゴの政策の相違
・ヒュウゴは、「炎路を行く者」にあるように、タルシュ帝国軍に滅ぼされたヨゴ国の出身なので、領土を拡げるのでなく、内政に目を向けさせるよう動いていたので、ラウル自身が新ヨゴ国に来ることはない。
・バルサとラウル王子が直接顔を合わせることも戦うこともない。
・タルシュ帝国が滅びることもない。
タルシュ滅亡は、牧童トトのカウンターテナーよりもビックリ。
え?タルシュ帝国が滅びたの?このタイミングで?みたいに。笑
ま、不満分子の伏線は原作にもあったけど、タルシュ帝国がなくなるまではさすがにやりすぎな感じがする。笑
・なので、タルシュ軍も一緒に洪水から逃れる。
原作では、トロガイの魂を飛ばす術で民に知らせ、洪水でタルシュ帝国が撤退する、という筋書き。
5. 聖導師とシュガとガカイ
・聖導師はすでに病でなくなっていた。
ドラマでは聖導師役の平 幹二朗さんがお亡くなりになられたそうで、今回は、鹿賀丈史さんだったそう。だから、出番増やしたのかな?笑
・聖導師が亡くなったことで、帝が精神的に孤立してしまうんだよね。
それで、最後まで、己は「神」の道を進んでいくわけ。それが、すでに死んでるはずの聖導師が帝を暗殺しようとするんだから。
・ガカイとトロガイが会うことはないし、ガカイがトゥグムを連れて、逃げることもないし、トゥグムが一人で山の離宮に戻ることもない。しかも、トゥグムもナユグが見れる設定?
6. バルサと二ノ妃は再会しない
原作では、ラウルとバルサも、ラウルとチャグムも、バルサとログサムも、帝と聖導師も実際に会ったり、再会することはない。
そんなふうに、直接本人と会って、本音を語ったりできないことのほうが、実際の世の中には多いわけで。
「偶然」を100%否定するつもりはないけど、ドラマとは言え、原作で会わないはずの人たちが会いすぎるのもなんだかねぇ、、と思ってしまいます。
まとめ
3年かけてのドラマ化で、それなりの長さはあったけど、それでもこの「精霊の守り人」を原作に忠実に再現するには、時間が短かったんでしょうね。
やっぱり、「守り人」シリーズ、最高!
またいつか、もう一度、最初から全巻、番外編も含めて読み直してみよう!
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