この記事は、驚異の洗浄力「過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)」と「過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤):茶渋編」と「過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤):茶渋編その2」の内容を統合したものになります。
さらに、「衣類の黄ばみにも酸素系漂白剤」も統合しました。
「過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤):茶渋編」と「過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤):茶渋編その2」、「衣類の黄ばみにも酸素系漂白剤」のリンクは削除しましたので、今後は、キーワードやカテゴリーでの検索でお願いします。
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ステンレスマグボトルの茶渋汚れ
タイガーのステンレスボトル「サハラマグ」で職場にショウガ入り紅茶を持っていってます。
ボトルの中は、100均で見つけた柄の長いスポンジで洗っているけど、いつの間にやら、紅茶の茶渋がついていました。でも、ハイターとかの塩素系漂白剤はステンレスには使えないんじゃなかったっけ?
塩素系漂白剤は使ってはいけない
ちょっと前まで、「漂白剤」というと、「キッチンハイター」しか知りませんでした。
「キッチンハイター」って、正確に言うと、「塩素系」漂白剤なんですよね。
塩素系漂白剤って、「ステンレス」に使ってもいいんだっけ?と、マグボトルを購入後、中の汚れに気づき、じゃあ、どうしたらキレイになるんだろう?と検索しはじめたのが、「過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)」を知ったきっかけでした。
結論から言って、ステンレスマグボトルの素材であるステンレスに塩素系漂白剤を使ってはいけないそうです。
マグボトルなどのステンレス系に、塩素系漂白剤は使ってしまうと、ステンレスがダメージを受けて、保温や保冷の機能が低下してしまうこともあるようです。
中ぶたなどに使われているゴムパッキンはどうなんだろう?と思って調べてみたんですが、「キッチンハイター」という書き込みもありました。
自分も前に一回、汚れが気になって、キッチンハイターに浸けおきしたことがあるんですが、濃度が濃すぎたのか、浸ける時間が長かったのか、塩素のニオイがなかなか取れず、不快な思いをしたことがあります。
もしかしたら、素材的には、ゴムパッキンはプラスチック同様、塩素系漂白剤でも問題ないのかもしれませんが、特に飲み口の部分なので、塩素のニオイが気になる人は、「酸素系漂白剤」を使ったほうが安心だと思います。
過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)とは
詳しい説明は下記の専門サイトのリンク先を見てもらうとして、自分はこう解釈してます。
ハイターとかの塩素系でない漂白剤。
塩素系でないので、あのハイター独特の匂いや、衣類に飛び散っても色が落ちないので、安心して使える。
そのくせ、どうやら、洗浄力がハンパないらしい・・・と。
ワイドハイターはいちおう、酵素系漂白剤だから、色柄物にも使えるけど、ワイドハイター以上の洗浄力があるらしい。(正直、ワイドハイターってそんなに漂白力高いイメージはないんだけどね…)
はい、ちゃんとした「過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)」の説明は下記をどうぞ。
いろいろためになる情報がたくさんありました。
「塩素系漂白剤」でない「酸素系漂白剤」=「過炭酸ナトリウム」といっても、「酸素系漂白剤」=「過炭酸ナトリウム」と100%イコールではなく、「過炭酸ナトリウム」に「酸素系漂白剤」が含まれる、というか、「酸素系漂白剤」の主成分が「過炭酸ナトリウム」ということらしい。
だから、ワイドハイターとかは、「酸素系漂白剤」ということになる、ということらしいです。
過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)の入手ルート
とりあえずとても単純に、量が多くて安いもの、と選んだのがこちら。
パッケージもシンプルで片面に使い方があるだけで、まったくお金かけてない感じ。笑
アマゾンは、かなり価格変動があるので購入時に確認してください。
楽天市場では、楽天24やケンコーコムなど、アマゾンより安いショップもありますが、〇〇円以上で送料無料、というように、単品では送料無料になりません。
おすすめは、単品での最安値は「ケンコーコム」ですが、他の購入予定のものの価格を比較しながら、「楽天24」や「爽快ドラッグ」を見てみてください。
楽天24にしても、ケンコーコムにしても、スーパーやドラッグストア、ペットショップまでも含んだ品揃えになっているので、ある程度の金額までまとめ買いをすると、送料無料になるだけでなく、10%や15%オフなどのクーポンがその場で使えることもあるので、チェックしてみてください。
ただし、楽天24、ケンコーコム、あと、爽快ドラッグも同じ系列だと思うんですが、注文してから配送までは、アマゾンや通常の楽天市場よりもかなり日数がかかりますので、お急ぎのものを注文するときは、注意してください。
過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)の使い方
袋の裏に使用量の目安が書いてあるので、だいたいそのとおりにやってみてます。
常温の水で使うより、40度~50度のお湯で使ったほうが効果的だそうです。
特に、洗濯機の洗濯槽クリーナーとして使う場合は、お風呂の残り湯の温度を上げて、使うようにとの指示があります。
うちの洗濯機はまだ比較的新しかったんですが、一回やってみました。
けど、そこまで汚れが溜まっていなかったようでした。残念ながら写真、撮り忘れてしまったので、また次回紹介します。
ステンレスボトルでの驚異の漂白力!
今年のインフルエンザの時期には、ほぼ毎日、会社にマグボトルを持っていっていました。
それまで、忙しいときは、500mlのお茶のペットボトルにしたりしたときもあったんですが、インフルエンザ大流行のニュースとインフルエンザ対策には紅茶が効果的、という話を聞いてから、紅茶から離れられなくなりました。笑
ステンレスボトルの茶渋状況
毎日、食器用洗剤を使ってスポンジで(あの100均とかにもある、ボトル用の柄のついたスポンジも使って)、ゴシゴシ洗ってもこんなに茶渋だらけになってしまいます。
中身のステンレスだけでなく、中ブタ、外ブタ等も茶渋がつきますが、通常の食器用洗剤でのスポンジ洗いだけだと、だんだん茶ばんできます。
なので、フタ部分も過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)を使います。
目立った汚れがなく、ニオイ等もなければ、ゴムパッキンは、短時間で先に引き上げてもいいと思います。
プラスチック部は、洗いにくい隙間の茶渋も小1時間ほど浸けておくと新品のようにきれいなプラスチックのフタに戻りました。
過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)の使い方
お湯を沸かします。
粉末を適量ボトルに入れ、お湯を注ぎます。
今回は、最初は、小さじ半分入れました。たくさん入れちゃダメですよ、泡だらけになっちゃうから。
(下記の洗浄中の写真を参照ください。笑)
お湯の温度は、あらかじめマグボトルに水道水を3分の1ほど入れておいて上からヤカンで沸かしたお湯を注ぎつつ(でないと、一気に温度が上がりすぎてしまうので)、、温度計(100均で買った)で、60度くらいに調整します。
お湯が熱すぎたら、水を入れ、ぬるすぎたら、お湯を入れます。
このお湯の温度の調整だけ、ちょっとめんどくさいけど、1回で完全にキレイに洗浄したいのでがんばります。笑(たぶん、ネットで調べると、水とお湯の割合で、だいたい温度がどれくらいになるかとか、出てくると思うんですけど、今回は調べてません)
過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)の洗浄結果
お湯を注ぐと、少し、シュワシュワしてきます。
小さじ半分にしたら、最初、なかなか泡が出てこなかったので、やっぱり少なかったのかなーと、あと小さじ半分足してしまいました。
ついでに、残ったお湯を使って、同じように60度くらいに調整をして、マグボトルのフタの部分も洗浄します。フタの部品を分解して、ボールに浸けておけばいいと思います。
うちでは一緒に、湯飲みやマグカップや布巾なども浸けてしまいます。
このまましばらく放置します。
(使用前の写真、撮り忘れました。これは「使用後」になります)
ずっと見てるのも飽きたので、キッチンシンクにボトルを置いたまま、ごはん食べてました。
洗浄前と洗浄中と洗浄後
ちょっとたってから、食器を片そうとキッチンに行ったら、こんなことになってました。
あー、やっぱり小さじ半分でいいんだ、足さなきゃよかった。笑
しかも、泡がものすごーく汚いでよ。笑
これが、茶渋の犯人!?
そして、ボトルの中をのぞきこんだとたん、思わず声が出たくらいです。
そう、新品のときみたく、キレイになってました。
最初はこんなだったんだね。紅茶やお茶ってこんなに茶渋たまるんだね。笑
急須の茶渋もキレイになりました
ステンレスボトルでの圧倒的な洗浄力に舞い上がり、その後、漂白できそうなものを探しまくったのは言うまでもなく。笑
いままで、キッチンハイターを使っていた布巾類にも使ってみたけど、こちらはそこまで汚れてないので、塩素系漂白剤と酸素系漂白剤の威力のちがいを感じることはできず、、
といっても、塩素系漂白剤だと塩素のニオイが残るので、何度もすすがないとだったけど、酸素系漂白剤の場合は、すすぎは必要だけど、そこまで神経質にならなくてもすみそうです。
洗濯に酸素系漂白剤を使う場合も、酸素系漂白剤だけで洗濯するなら、すすぎは1回でOKとなってました。
(縦型式洗濯機の場合。ドラム式だと2回やったほうがいいときもあるようです)
そして、この前、キッチンハイターでキレイになりきらなかった急須と急須のフタも酸素系漂白剤に浸けてみたら、、本当にビックリするぐらい、キレイになりました。
フタや注ぎ口についていた茶ばみもウソのように真っ白になりました。
これから、キッチン用品の漂白は、酸素系漂白剤のほうを使います。
そのほうが手間もかからないわりに洗浄力は高いし、環境にもやさしいとのことなので。
衣類の黄ばみにも酸素系漂白剤
白シャツ、ちゃんと洗濯したつもりなのに、しばらく経つとなんか黄ばんでる・・・
「そんなときは…」ということで、たまたま点けたテレビが「ためしてガッテン」で、「黄ばみ」対策をやってました。
家庭の水洗いで「皮脂」まで落とす法
黄ばみの原因は、繊維の奥に残った「皮脂」。
これが酸化して黄ばみとなるそうです。
正攻法は、クリーニング屋さんで、「ドライクリーニング」と「水洗い」の両方を依頼すること。だけど、いちいちクリーニング店になんて持っていかんし。
という人は、「家庭の水洗いで、皮脂まで落とす方法」をためしてみてください。
用意するもの
- 台所用洗剤(濃縮タイプ) 大さじ1(濃縮タイプでない場合は大さじ2)
- 酸素系漂白剤(粉末タイプ) 大さじ半分
- 水 大さじ2
- 洗濯洗剤 適量
黄ばみ対策の洗濯方法
- 台所用洗剤と酸素系漂白剤、水を混ぜ、軽く泡立つまでかき混ぜる。
- 黄ばんだ部分に、歯ブラシなどで塗り込み1分ほど置く。
(黄ばみの程度に合わせて、置いておく時間は調節する) - 洗濯洗剤を使って、通常どおりに洗濯を行う。
着るたびに通常の洗濯をしていれば、この方法は3ヶ月に1回程度、もしくは衣替えの前に行えばOKとのことです。詳細の手順はこちらで確認してください。
あと、追加の情報含め、紹介してくれてるサイトもあるので参考にしてみてください。
洗濯後の黄ばみ具合
仕事用でよく使う白のシャツがあるんですが、やはり、襟元や袖口が汚れやすいです。
ちょっと前までは、「ウタマロ」も使ってたんですけど、それでも、なかなかキレイに落ちず、今回の「ためしてガッテン」、早速試してみました。
はい、けっこう、というか、かなり落ちました。
でも、長い間、なかなか落ちきらない汚れが残っているようで、あと1、2回はこの方法で洗濯してみようと思ってます。
いったん、キレイに黄ばみが落ちたら、たしかに、月1回でもいいかもしれません。
やっぱり酸素系漂白剤!
ちょっと前まで知らなかったけど、この粉末の酸素系漂白剤ってけっこう有名になってきてますよね。
これからの寒い時期は、空気が乾燥してればいいけど、天気が悪いとよけい洗濯物は乾きにくくなるので、部屋干しも多くなるかもしれません。
それに、帰宅時間が遅いと、乾いているんだろうけど、冷気で湿っぽく感じたり・・。
そんなときは、やはり、酸素系漂白剤も入れて、洗濯マグちゃんも入れて、洗濯するのが基本だし、室内でも干しておけるといいと思います。
洗濯の便利グッズはこちらも参考にしてみてください。
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